肥満予防!猫ちゃんの体重管理・ダイエットの基本とは?

肥満予防!猫ちゃんの体重管理・ダイエットの基本とは?
健康・美容・ダイエット

猫ちゃんは1歳を過ぎた頃から体重管理は必須と言えます、特に避妊や去勢後は太りやすくなる為日頃から体重チェックやボディチェックをするようにしましょう。

猫種によっては大きくなる場合や体重だけでは一概に肥満かどうかの判断は難しい時があります。
一般的に体型から見る肥満度は「ボディコンディションスコア(BCS)」として9段階に分かれます。
見た目チェックの他に実際に体に触れるという事も病気発見に繋がる為積極的に行いたいものです。

置き餌は禁物!食事は数回に分けて与える

食事の回数で悩んだ事はありませんか?
ひとり暮らしや共働きで猫ちゃんを飼っている場合は日中家にいない事から朝晩の2回という方が多いのではないでしょうか。
特に「置き餌」と呼ばれる好きな時に食べられるよう出しっぱなしにする与え方は猫ちゃんの肥満の原因となり良くありません。

猫ちゃんは一気に食べるタイプと少量ずつ分けて食べるタイプなど食べ方も性格によって様々な為、空腹時間が長くなるとドカ食いして吐き出しの原因となり、体に負担がかかります。又出しっぱなしではキャットフードの酸化が進み味も落ちてしまう為、体にも経済的にも負担がかかると言えます。

猫ちゃんの食事は1日2~3回がベストと言えますが、猫ちゃんの体重に合わせた適正量内にする事が何より大切だと言えます。
仕事や外泊等で止むを得ず「置き餌」する場合は、時間や量を設定出来る「給餌器」などを活用すると良いでしょう。

肥満気味の猫ちゃんにはカロリー控え目のケアフードにする

今ではコンディションに合わせたキャットフードが数多く販売されています。
動物病院などで猫の肥満チェックをしてもらったり、その時の状態に合わせて適切なキャットフードを選ぶようにしましょう。

肥満は見た目だけではなく、「糖尿病」や「尿路結石」など、猫ちゃんにとって様々な病気に罹るリスクが高くなると言われている事から猫の適正体重を維持する事が何より大切となります。

「体重ケア」や「泌尿器ケア」、「肥満・去勢後の肥満予防」などのケアフードがたくさんありますが、よく見ると意外にカロリーが高い物があったりするので必ず成分表やカロリーをチェックして選ぶようにしたいものです。

猫ちゃんの運動不足解消を解消しよう!

肥満になる原因のひとつに「運動不足」があります、特に冬は寒いので暖かい場所でじっとして動く量も少なくなります。遊んであげなくても1日1回大暴走するから大丈夫なんて思ったりしていませんか?
狂ったように動き回るのは室内飼いによる運動不足からのストレスとも言われています。

1日に1回は猫おもちゃで遊んであげたり、高い所まで登れるキャットタワーを置いてみたり、運動量を増やす工夫も重要と言えます。
何より遊びやグルーミングでのスキンシップで猫ちゃんの体型の変化や異常を早期発見出来たりするので毎日の健康チェックで肥満や病気の予防を心掛けるのが一番言えるのではないでしょうか。

横山 由依

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