猫のストレス解消!猫に「またたび」意外と知らないその効果と注意点とは?

猫の精力剤!?猫にまたたび、意外と知らないその効果と注意点とは?
健康・美容・ダイエット

猫にまつわることわざはたくさんありますが、その中に「猫にまたたび」という言葉があります。
「大好きすぎて、それを与えれば効果てきめん!」という意味なのですが、それくらい猫と言えばまたたび好きだと広く認識されていますよね。
しかし、実は間違った与え方をすると、健康被害が出てしまう可能性があるものです。
猫が酔っぱらった状態になるため、中にはアルコールのように中毒や依存症も心配する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、猫にとっても猫を家族に持つ方にとっても、嬉しい効能がたくさんあるまたたび。
このまたたびの成分や効能、与え方を正しく知って、またたびを上手に使い、猫との生活をより楽しく過ごしましょう。

そもそもまたたびってどんなもの?

マタタビ(木天蓼)は、マタタビ科マタタビ属のツル性の植物です。
実は私たちが普段おいしくいただいているキウイフルーツも、マタタビ科に属する仲間なのです。
実際、またたびそのものについても、猫だけではなく人間も食用にしており、漢方薬にしたり漬物やおひたしにして食べる地域もあります。
またたびって、意外と身近な植物だったんですね!

猫にまたたび、あげたらどうなる?

猫によって個体差があり、子猫やメス猫では反応しない子・反応が薄い子が多い印象です。
我が家の女王様猫も、5分ほどうっとりするくらいでさほどの変化は見せません。
しかし、調査ではだいたい8割ほどの猫が、俗に「猫が酔っぱらう」と言われる状態、「スリスリする」、「ゴロンゴロンする」、「テンションが上がる」、「なめたり噛んだりする」というような興奮反応を示します。
酔っぱらうと聞くと、アルコールのように中毒症状や依存症が心配になってしまいますが、またたびにはそういった中毒性や依存性はありません。
このような普段とは違う猫の姿が見られるので、こちらとしてはついつい与えるのが楽しくなってきてしまいますよね。
とはいえ、あげすぎには注意が必要ですので、正しい与え方を後述いたします。

猫まっしぐら!またたびの嬉しい効能は?

またたびの種類(枝・粉末・液体など)によっても異なりますが、またたびの主な効果は以下の4つが挙げられます。

ストレス解消

テンションが上がって思いきり走ったり、またたびの枝やまたたび入りのおもちゃで遊ぶことにより、ストレス解消効果が期待できます。特に、完全室内飼いで運動量が少なくてストレスをためてしまうような子にはおすすめです。

食欲増進、飲水増進

ごはんやお水にまたたびを混ぜるのも効果的です。食べてほしいのに食欲が落ちて食が細くなってしまった子や、なかなかお水を飲んでくれない子に試してみるといいかもしれません。ただし、粉末はあげすぎに注意です!(後述)

虫歯対策

またたびはヨダレの分泌を促進する作用があります。また、またたびの枝やまたたび入りのおもちゃを噛み噛みすることにより、虫歯予防効果が期待できます。

老化対策

こちらもまたたびの枝やまたたび入りのおもちゃをかじることで得られる効果です。
猫はあまり咀嚼(ごはんを噛む)をしない動物ですが、またたびの枝やまたたび入りのおもちゃを噛み噛みすることにより、脳が刺激を受けて老化防止になります。
このあたりは、なんだか人間と似ていますね!

死に至る危険性も…またたびの注意点

こんな嬉しい効能いっぱいのまたたびですが、与え方や与える量によっては危険なものになってしまいます。
またたびは猫の中枢神経に作用することで「酔っぱらった」ような状態にします。
一度にたくさんのまたたびを与えてしまうと、この中枢神経が異常興奮状態となってしまい、最悪の場合、呼吸困難で死に至ってしまうケースもあります。
また、「粉末タイプ」を一気に吸い込むと、咳き込んだり泡をふいてしまう子もいます。
特に「粉末タイプ」と「液状タイプ」はあげすぎになりやすいので注意が必要です。

与え方を工夫して またたびとの正しい付き合い方

販売されているまたたびは、枝⇒実⇒液体⇒粉末の順番で効果や成分が強くなります。
そのため、はじめは「またたびの枝」を与えてみて、そもそもまたたびに興味を持つ子なのかどうかを見極めるのもよいでしょう。
「またたびの実」は丸呑みして開腹手術になった子を知っているので、豪快なタイプの猫にはあまりおすすめしません。
「液体タイプ」や「粉末タイプ」は、掌にぬり広げて500円玉~ゴルフボール程度の大きさになる量で充分です。
しかし、またたびへの嗜好性や興奮反応の現れ方には、本当に個体差があります。
おうちの猫がどれくらい興味を示すか、また、どれくらい「酔っぱらう」か、少しずつ与えながら見極めてあげてください。

まとめ

猫が大好きなまたたびは、猫も人も嬉しい効能がたくさんあります。
しかし、依存症や中毒症状は起こさないものの、与え方を間違えば死に至る危険性もあるということを絶対に忘れないでください。
そして、またたびはあくまでも「嗜好品」です。
毎日ではなく、ご褒美や週末のお楽しみなど、猫と猫飼いさんが楽しく過ごせるコミュニケーションツールとしてぜひ利用してみてください。


絹糸

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7歳の時から20年三毛猫に育てて頂きました。その後、腎不全・肝不全・膵臓不全・末期糖尿病・白血病の5重苦の捨て猫と一緒に闘病をした経験をもとに、現在5匹の保...

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