お部屋の場所別に徹底解説!猫の抜け毛のお掃除方法とは

お部屋の場所別に徹底解説!猫の抜け毛のお掃除方法とは
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愛猫の抜け毛が部屋中に飛び散り、気づかない間にお部屋の隙間に溜まっているかも!
愛猫をブラッシングしても、抜け毛についている病原菌が空中に飛び散ってしまうため、放置しておくと大変なことになるかもしれません!
猫の毛はお部屋のいたるところに散らばっているので、ホコリや愛猫の抜け毛が溜まりやすいお部屋の隙間もしっかりと掃除して、愛猫が病気を発症しないよう心掛けることが大切です。
今回は、猫の抜け毛の処理方法や、お部屋別の掃除方法を徹底的にご紹介します。

散らばった抜け毛を放置すると…

愛猫の抜け毛を処理する際、お部屋中に猫の毛が散らばらないようにブラッシングをすると思います。
しかし、実はブラッシングの最中や終わったときには、気づかないだけで多くの抜け毛が空中に飛び散っています。
お部屋の隅や物同士の隙間に入ってしまった抜け毛を放置していると、毛に付着している病原菌がどんどん増えてしまい、愛猫も飼い主さんも病気にかかってしまう可能性があります。

愛猫の場合、毛づくろいで飲み込んでしまった抜け毛を吐き出せない、または便で出せない毛球症になる場合があります。最悪の場合は手術が必要になるので、愛猫の抜け毛を放置するのは危険です。

猫は頭が入る場所であればどんな場所でも入っていきます。しかし、入った先に抜け毛やホコリが溜まっていれば、数々の病原菌が潜んでいるかもしれません。
さらに、愛猫が通ることで抜け毛やホコリは空中に舞い上げてしまうので、愛猫の鼻や口に侵入してしまい、気づいたときには病気になっているかもしれません。

また、空中に舞い上がった抜け毛やホコリは、愛猫だけでなく飼い主さんも身体に影響を与えてしまいます。
飼い主の場合は、アトピー性皮膚炎を引き起こすかもしれませんし、猫アレルギーを引き起こす可能性も考えられます。

散らばった抜け毛は放置するのではなく、愛猫のためにも自分のためにも、しっかりとお部屋の掃除をして病気を予防しましょう。
また、愛猫をブラッシングする際は毛が散らばらない方法で行い、空中に舞い上がらないように注意しましょう。

ファーミネーターでうまく抜け毛を処理する方法

お部屋の場所別に徹底解説!猫の抜け毛のお掃除方法とは

Popel Arseniy/Shutterstock.com

猫の抜け毛が飛び散ることなく、うまくブラッシングをするなら、ファーミネーターが一番おすすめです。

ファーミネーターは力を加えずに愛猫の不要な毛をごっそり取り除いてくれます。しかし、力を加えてしまうと愛猫の皮膚にかなりの負担がかかり、炎症をおこしてしまうので注意が必要です。

ブラッシングする際のおすすめの場所はお風呂場です!愛猫が嫌がるかもしれませんが、ブラッシングをした後に、そのまま愛猫をシャンプーで洗えるメリットがあります。
ブラッシング後にシャンプーで、体についたままの小さな抜け毛を洗い流してあげれば、病気の予防になるでしょう。

また、お風呂場でのブラッシングには、毛を舞い上がらせないというメリットもあります。シャンプーを洗い流す際に出る湿気の効果で、空中に舞っている抜け毛を床に落としてくれます。

お風呂場でブラッシングをする際には、ポリ袋を用意しておきましょう。ブラッシング後の抜け毛をそのまま洗い流してしまうと、排水溝が詰まってしまいます。

どうしても愛猫が、お風呂場に行かない場合は、事前に濡らしたタオルやウェットシートを使って、愛猫の毛を湿らせておくと良いでしょう。
他にも、ブラッシングスプレーや霧吹きで愛猫の毛を濡らすのも、毛が飛び散らないおすすめの方法です。

お部屋別!抜け毛の掃除方法

猫の毛はとても軽いため、掃除機をかけている最中も空中に舞いあがってしまいます。そのため、時間が経つと舞い上がった抜け毛が床に落ちてしまうため、キレイに処理することができません。

部屋中をキレイに掃除するなら、まず電気製品に不要な布や袋をかぶせ、掃除を始める準備をしましょう。次に各部屋の空間に水を入れたスプレーを適度に振り撒き、湿気の効果を使って毛を床に落としていきます。
ある程度の時間が経ったら掃除機をかけて、濡れた雑巾やフローロング用のお掃除シートで床を拭き、仕上げに乾いた雑巾やフローリング用のドライシートで床を乾拭きすれば掃除完了です。

空気洗浄機を置いている場合は、舞い上がった猫の抜け毛を吸い取ってくれるので、水を入れたスプレーを使う必要はありません。
しかし、猫が触れてしまうカーペットやカーテンなど、布製品には愛猫の抜け毛がついてしまいます。この場合は粘着テープを使うと、効率よく抜け毛を処理できます。

また、布製品や畳は繊維の間に抜け毛が挟まっている場合があります。粘着テープを使っても愛猫の抜け毛が処理できないときは、ゴム手袋を使ってみましょう。
ゴム手袋で布製品をなでると、抜け毛が浮いて手袋にくっつくので、使用後はゴム手袋を裏返しにして捨てましょう。仕上げに掃除機をかけてあげればお掃除完了です。

物同士の隙間やお部屋の隅を掃除するときは、使わなくなった歯ブラシや、割りばしにコットンやティッシュを巻いて輪ゴムで留めた棒を使います。
歯ブラシは汚れをかき出す効果が、輪ゴムにはごみを絡めとる効果があるので、効果的に愛猫の抜け毛を処理できるでしょう。

愛猫も飼い主も心地いい空間に

お部屋中に飛び散った愛猫の抜け毛を放置すると、愛猫も飼い主さんも病気になってしまいます。猫を飼っているのに猫アレルギーになってしまっては本末転倒ですよね。

ブラッシングをした後はきちんと掃除をして、病原菌の付いている愛猫の抜け毛を処理することが大切です。定期的にお部屋の隙間もしっかりと掃除して、愛猫も飼い主さんも快適な空間を作っていきましょう!

冒頭画像:Photo Spirit/Shutterstock.com


ytfreest

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福岡→東京→福岡と移り住み、サービス業をメインに転職を繰り返し、現在フリーライターとして活動中。昔から大の動物好きで、猫や犬を見かけると、ついつい触りたくな...

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