猫の歯磨きのコツ! 歯ブラシの使い方と歯磨きおもちゃとは

猫の歯磨きのコツ! 歯ブラシの使い方と歯磨きおもちゃとは
健康・美容・ダイエット

猫も歯磨きは必要です。しかし歯磨きをなかなかさせてくれない、歯磨きしようとしたら咬まれてしまった、嫌がってすることが出来ないという声も多くみられます。しかし放っておくと歯周病が気になる・・といった方へ、今回は猫の歯磨きのコツをご紹介したいと思います。

歯ブラシを怠るとどうなる?

猫の歯磨きのコツ! 歯ブラシの使い方と歯磨きおもちゃとは
猫に歯磨きをするのは、猫自身も嫌がっているのでしていない方も多いのではないでしょうか?しかし歯磨きをせずに放っておくと取り返しのつかない事になってします。歯周病がその代表的なものとして挙げられますが、口腔なの異常だけでなく、内臓系のいたるところへの悪影響が起こる可能性や、尿毒症といったものまで、死に至る状態になってしまいます。歯磨きを嫌がる猫にも、できるだけ歯磨きできるようにトライして頂きたいと思います。

猫の歯磨きの慣れ

猫の歯磨きのコツ! 歯ブラシの使い方と歯磨きおもちゃとは
小さいうちから口腔ケアをし、歯磨きに慣れていくことが一番良いのですが、年齢を重ねている猫もいらっしゃると思います。そんな時は、食事の延長上としての習慣づけをする事が一つ挙げられます。今では猫の歯磨き用の商品は、チキンやアップル、その他いろいろな味がついているものが販売しています。食事の後のおやつといった感覚で、猫の好みの味を探してみましょう。初めのころはにおいをかがせたり、舐めたりする程度でも構いません。

少しずつ味に慣れてくれば、清潔なガーゼ、出来れば歯ブラシを併用していくように、少しずつ歯を磨く習慣をつけていくようにします。一度に口腔内全部をすることが難しければ、今日は右上、明日は左上といったように、箇所によってケアしていくようにするとよいでしょう。決して無理はせず、味が合わなければ他のものでトライしてみる等、配慮するようにしましょう。

猫の歯磨きの頻度は?

歯垢が歯石になるスパンは予想よりも早いです。できるだけ毎日ケアするようにしましょう。猫の口は小さいため、猫用の歯ブラシを用意してあげてくださいね。

猫の歯磨きのコツ

猫の歯磨きのコツ! 歯ブラシの使い方と歯磨きおもちゃとは
歯磨きの際、猫は自分か口を開けることはあまり見かけられません。しかし、すごく歯磨きが嫌いな猫でも歯磨きできるコツがあります。まずは、猫を対面にするのではなく、後ろから優しくホールドします。猫の口元の端の上部分を手で持ち上げることで、慣れてくると簡単に歯を確認することが出来ます。しかし、歯の表面は磨きやすくなりますが、内側を磨くことは難しいことが多いです。抗菌作用のある猫用の歯磨ペーストを使用することで、猫自体が抗菌作用のあるペーストを舐めることで、口腔内全体の歯周病の予防をすることが出来ます。

どうしても歯ブラシが出来ない猫の場合

歯ブラシが難しい場合でも、歯磨きシートといったものがあります。お手軽で簡単に素早く口腔ケアができるといったメリットはありますが、歯間の汚れが十分に取ることが出来ないといった点が難点です。また、歯磨き用のおもちゃを活用することも視野に入れるとよいでしょう。猫が遊びで咬むといった修正をいかし、歯間の汚れを遊びの中で改善できることが期待されます。

歯周病対策キャットフードや猫おもちゃについて

歯磨き効果をもったフードがあり、『デンタルフード』といったものです。通常のフードはすぐ砕けてしまうものが多いですが、砕けにくく、歯とフードの接触時間が増え、歯垢が削られるといったものがあります。歯磨き用のおもちゃも数多く売っては売ますが、歯磨きをする習慣をつけるほうが良いでしょう。

猫の口の病気について

今回のテーマである歯周病をはじめ、歯ろう、口内炎、歯槽膿漏、等があり、歯磨きに関する意外の病気であれば、他にも多数挙げられますが、テーマと外れてしまいますので今回は割愛させて頂きます。

まとめ

猫にとって歯磨きは必要であり、少しずつでも部位を分けて慣れていくようにチャレンジしていく必要があります。

yoshiku[動物看護士]

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大の猫好き。現在、愛猫『にこ』と『ちゃこ』と暮らしている。 どちらも雑種であり、年齢は1歳未満。 私の身内である妹も私と同じく猫好きであり、マンチカンの『ベ...

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