猫の抜け毛!お掃除のコツや対策グッズを大公開!

猫の抜け毛!お掃除のコツや対策グッズを大公開!
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猫が元気よく遊んでいたり、ゴロゴロスリスリしてくれるととてもかわいいですし嬉しいですよね。
が、しかし!抜け毛が舞う!抜け毛が至る所にまとわりつく!…という悩みは、猫飼いさんなら誰しも同様に持っているものではないでしょうか。
そんな猫の抜け毛について、お掃除のコツや対策グッズをご紹介していきたいと思います。

室内飼いの猫には換毛期がない!?

猫の抜け毛!お掃除のコツや対策グッズを大公開!

通常、猫には冬毛と夏毛があり、これが抜け替わる時期を「換毛期」と言い、猫の体から無限とも思える抜け毛が生産される時期にあたります。
この時期は、どれだけ猫をブラシでブラッシングしても、どれだけカーペットやじゅうたんや服をコロコロコロコロしても、「よし、全部とれた!」という達成感は得られないまま時間だけが過ぎていきますよね…。
最近ではこの「換毛期」があまり見られない猫も増えています。
室内で暮らしているため、温度の変化が緩やかであるため、ゆっくりずるずると毛が生え変わるそうです。
それはつまり、一年を通してずっと抜け毛が多い、ということでもあります。
これはもう、毎日こまめに対策をしていくしかないですよね。

まずは猫からお部屋に抜け毛が供給されることを防ごう

猫の抜け毛!お掃除のコツや対策グッズを大公開!

抜け毛の生産元である猫の体。これをしっかりとケアしてあげれば、部屋に落ちて拡散していく抜け毛はかなり防ぐことができます。
それには、とにもかくにもこまめなブラッシングです。
「猫が嫌がるからなかなかできない…」、「「わかっているけど、ブラッシングは面倒…」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
そんな方に、我が家で行っている対策をご紹介いたします。

猫が嫌がる

他にも原因があるかもしれませんが、多くの場合、「猫が嫌がる=気持ちよくないから」ではないでしょうか。
猫の好みに合わないブラシを使っていませんか。短毛種ならラバーブラシ、というように、マニュアルチックな対応をしてしまってはおりませんか。
猫の被毛の長さによって適切なブラシがあるのは確かですが、それと「猫の好みのブラシ」とは全く別問題です。
できるだけ、猫が「好き!」と言ってくれるブラシを探してあげてください。
また、抜け毛をできるだけ集めたい一心で、強くブラッシングをしてしまってはいませんか。
あくまでもブラッシングは猫の健康とコミュニケーションのためのツールです。猫が「気持ちいい」と言ってくれる強さを心がけてあげましょう。

ブラッシングが面倒

根本的な問題ですが、確かに私も5匹もいると、面倒と感じるときもあります!
ではなぜ面倒に感じるか?と考えてみると、「ブラシの準備が面倒」、「抜け毛を集めて捨てるのが面倒」というところへ行きつきました。
そこで我が家では、ソファに座ったまま手が届くところにブラッシングセットを置いています。
ブラッシングセットとは、ブラシと小さなフタ付ごみ箱とミニサイズのコロコロをセットにしたものです。
これなら、テレビを見ながら何気なくブラッシングができますし、抜け毛専用のごみ箱はフタ付きなので、捨てた後に舞い上がることもありません。
服や手についた抜け毛をミニサイズのコロコロで取れば、ソファから一切動かずに片手間ブラッシングができてしまいます。
しかし、いくら面倒だからと言って、このコロコロで直接猫をコロコロするのはやめてくださいね。猫の柔らかい毛皮や皮膚が傷ついてしまう可能性があります。

抜け毛のお掃除を効率よくするコツは?

猫の抜け毛!お掃除のコツや対策グッズを大公開!

猫の抜け毛は軽く柔らかいので、空中を舞います。
そのため、最初に掃除機をかけるのは得策ではありません。
床など低い平面だけをお掃除する場合は、空気が舞わないコロコロやウェットシートの床用ワイパーなどで静かにお掃除をしましょう。
キャットタワーや照明器具など、立体的なお掃除をする場合は、上から順に下へ向かってお掃除をしてください。
床掃除をした後にキャットタワーを掃除すると、そこから抜け毛が舞って床に散らかってしまいます。

抜け毛に有効なお掃除グッズとは?

猫がいる限り、抜け毛との闘いは続きます。
だからこそ、できる限りラクで楽しいお掃除道具を使いたいですよね。
コロコロだけじゃない、実際に利用している抜け毛対策グッズをご紹介します。

カーペットクリーナー

カーペットクリーナーとは、じゅうたんのような記事が付いた2つのローラーで、抜け毛をからめとって集めるお掃除器具です。
じゅうたんやカーペットは日々猫の毛を大量に吸い込んでいるため、コロコロだとすぐに粘着力がダメになってしまいます。
そのため、カーペットクリーナーをかけてから、コロコロで仕上げを行っています。

厚手のゴム手袋

キャットタワーなどの高くて複雑な形状のものは、コロコロしにくいし掃除機もかけにくいですよね。
そういったところは、ゴム手袋で強めに撫でると抜け毛がゴム手袋にくっついて取れます。
ただ、あまり集毛力は強くないので、面積の大きい場所には向かない方法です。

NR系ゴムスポンジ

なにそれ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、合成ゴムから作られている特殊な素材のスポンジです。
ホームセンターや通販などで普通に手に入るものなのですが、じゅうたんやカーペットにしみこんでいるしつこい抜け毛もしっかり取ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
猫の抜け毛は必要なことだから仕方がないものですが、困ってしまうことも多いですよね。
道具を身近に置いてみたり、猫が喜ぶブラッシングを心がけることで、こまめに抜け毛対策を行うことができます。
また、ご紹介したほかにも便利なお掃除グッズは日々進化しておりますので、納得がいくものに出会えるまで試してみることも重要かもしれません。


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7歳の時から20年三毛猫に育てて頂きました。その後、腎不全・肝不全・膵臓不全・末期糖尿病・白血病の5重苦の捨て猫と一緒に闘病をした経験をもとに、現在5匹の保...

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