【猫首輪を嫌がる!】猫が嫌がっても猫首輪が必要な理由と慣らし方
「うちの愛猫は猫首輪を着けると嫌がってしまう・・・」
「猫首輪を着けると大暴れ!オシャレしたいのに着けられない・・・」
「猫首輪が着けられないと脱走したときが心配・・・」
そんなお悩みの飼い主さんは少なくありません。
猫ちゃんが幼いころから猫首輪に慣らせておかないと着けられない猫ちゃんになってしまうことも。
しかし、迷子や脱走時に飼い猫の目印になる猫首輪は絶対に着けておきたいものです。
猫首輪を嫌がる理由とその対処法をご紹介します。
猫が猫首輪を嫌がる理由とは
猫ちゃんが猫首輪を着けると嫌がる理由は次のようなものが考えられます。
- 猫首輪の重さにストレスを感じる
- 猫首輪の素材が固くて皮膚の痛みや痒みを感じる
- 猫首輪がキツくて動きづらい
- 鈴の音を不快に感じる
猫ちゃんの皮膚や被毛はとてもデリケートで、猫首輪の擦れによって「猫首輪ハゲ」が出来てしまうことも珍しくありません。
また、犬は嗅覚、猫は聴覚とも言われるほど優れた聴覚を持っています。そのため、猫首輪についている鈴の音を嫌がる猫ちゃんも多いようです。
できれば幼いころから猫首輪に慣れさせておくことが重要です。
子猫には生後3ヶ月頃を目安に猫首輪を着けて慣れさせてみましょう。
成猫になるまで猫首輪を着けなかった場合は、猫ちゃんの負担にならないように注意しながら徐々に慣れさせていきましょう。
猫が嫌がっても猫首輪が必要な理由とは
猫ちゃんが脱走し、迷子になってしまったとき猫首輪が飼い猫である目印になります。
迷子の猫ちゃんを見かけた周囲の人や保健所、行政などが飼い主さん探しへ協力してくれるかもしれません。
そんなとき、猫首輪に迷子札やお名前シールが貼ってあることで早期帰還に繋がります。
愛猫ちゃんが不幸な目に合わないためにも迷子札やお名前シールを付けた猫首輪を着けておくことをお勧めします。
猫が猫首輪ハゲにならないようにするには
猫首輪を嫌がらなくても着けているうちに猫首輪ハゲになってしまう猫ちゃんもいます。
猫首輪ハゲにならないように猫首輪を着ける場合は次のことを気をつけましょう。
- 柔らかい素材を選ぶ
- 最適なサイズで着用する(人間の指が2〜3本入る程度)
- 猫首輪を清潔に保つ
- ノミ取り首輪は要注意
一度ハゲてしまうと元に戻るのに時間がかかります。
早めの対処を心がけましょう。
愛猫に合った猫首輪の選び方とは
猫ちゃんが猫首輪を嫌がらないようにするには、次のような条件に当てはまる猫首輪を選びましょう。
- コットンなど天然素材を使用したもの
- 軽いもの
- 余計な装飾が付いていないもの
- 鈴が着脱可能なもの
市販の有名ペット用品メーカーの猫首輪は犬用を流用したものが多く、ナイロンなど固い素材を使ったものが多いようです。猫ちゃんの場合、リードを着けることがないのでナイロンのような強度は必要ありません。コットンなど優しく軽い素材のものを選びましょう。
そして、猫ちゃんの場合は事故防止のためにセーフティーアジャスターを使った安全首輪であることは必須条件です。
猫首輪の慣らし方で気をつけること
猫首輪を嫌がる猫ちゃんには焦らずに少しずつ慣らしていきましょう。
最初は10分程度付けては外すことを繰り返しましょう。
鈴が気になる猫ちゃんの場合、はじめは鈴が無い首輪にするか、鈴を外しておきましょう。
チャームやリボンなども同様です。
猫ちゃんの様子を見ながら少しずつ時間を伸ばしていくことで克服することができます。
大事なことなので繰り返しますと、ポイントは焦らず少しずつ慣らしていくことです。
まとめ
脱走や災害で迷子になってしまったときに大事な役目を果たしてくれる猫首輪。
嫌がる猫ちゃんでも、自分に合った猫首輪を選び、徐々に慣れてもらうようにすればきっと克服できるでしょう。
一度諦めてしまった飼い主さんもぜひもう一度チャレンジしてみましょう。
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